SOS![ (。_+)\難 病 (。_。) ]
2008年 05月 20日
夕方5時にSOSメールが来ました。
学生玄関 具合悪い、迎えにきて 鼻血止まらない。。。
吹き出る鼻血の合間に、やっとの想いで打ったと言います。玄関につくと鼻を押さえて、動けない模様がウィンドー越しに見えました。あわてて走って行くと、5時から出てるんだけど〜40分、どんどんひどくなってきて止まらないんだ!!
うんうん、わかった、しゃべんなくていいよ〜このまま病院へいこう!!
とりあえず、ティシュをつめてもつめてもしみてくるから圧迫させたままで病院へ運びました。
赤信号で止まる度に、止血剤を飲ませたり。。。
ツッペを取り替えながらの15分が長い事長い事〜
病院へ着くほんの少し前から、車をおりられそうにない「バケツをヒックリ替えしたような雨!」が降ってきました。こんなときに。。。でもしょうがなくビニールのカッパをかぶせて、病院の玄関に押し込みました。
私はもうずぶぬれです。傘はさせないし〜こんな日は最悪なのでした!
身内で、傘をさそうと付き添ってくれる人も居ないし悲しくなる瞬間でした(撃沈)でもKを少しでも雨に当てずに、たどり着けた事はラッキー!! 車を駐車場に止めて小児科へ行くと。。。看護士さんは新顔でした。ドクターはいつもの先生で、ただインターンがいます。勉強させてください!との事でした。インターンの先生は、何がなんだかわからなかったと思います。
ITPといわれても〜ドボドボ吹き出す鼻血にも〜???
モウ出来る事は全てやってきたというと。。。
すぐに止血剤でしめらしたツッペが運ばれてきて、Kの鼻に挿入されました。
看護士と私とドクターで談笑しながら、Kを見守っていて。。。
ああー!! 止血剤のツッペを超えて、ぼたぼたと出血、あわててティシュをもらって「圧迫」します。Kは、気持ちも落ち着いてきて笑う元気が出てきました。
インターンさんは、心配そうに見守ってくれていますが「鼻血でこんなに騒ぐなんて〜」って不思議でしょうね。難病なんですよ〜皆、普通の生活をしながら、頑張っています。大学病院へは行かず、家族と生活をしながら病気と闘っています。医学だけにゆだねないで、家族で癒し合うことも治療の一貫として大切に思いました。
こんな気持ちを今日はゆっくりとドクターから聞くのでしょう。
貴方なら、どう思うかしら?
無菌室での遺伝子治療や骨髄移植、、、いろんな事を考えています。
何度も何度もぶつかってきた壁です。
それでも最近は、ずいぶん安定してきたし〜いつかは超えられそうな病気に思う日もあります。
検査の結果は、、、健康体の4分の1、血小板は10万でした。
Kに取っては、びっくりするほど良い数値です!!
それでも、出血したら止まりずらいのでした〜〜〜いつも5〜8万です。5万以下だと、感染防止のため個室に入院します。
ウィルスに反応して、血小板が減少するため!
今日は数値としては良くて、自力で止血可能だろう。。。という事で、ドクターは夜間急病センターの当番医に出かけました。夜八時すぎたら、そっちへ来てね〜22時以降は、病院の整形に来てくれたら「止血セットをそろえて待ってるから〜」との事です。
こうしていつも、ドクターを休ませなかった日々が5年ほどありました。いつも待機していてもらう生活です。8歳で発病して、5年間は「顔パス」の毎日。。。Kが行くだけで、ドクターはKにつきっきりになります。ばたばたと処置が始まる中で、他の患者さんは別の医師が担当して苦情が出る事もありました。大変だったと思います。良く投げ出さずに、他の病院へまわさずに、見てくれたと思います。13歳すぎてから入院する事が減ってきて、通院が2週間に一度という日も出てきて、、、高専に入ってからは〜具合が悪いときだけとなりました。
肝臓の数値が高いところを見ると、疲労が原因かな?
無理したんじゃないかな〜今日の体育は、バドミントン。サーブも入るようになったし〜今の教授は、皆と一緒にやらせてくれます。一人で体育館の隅で〜というのとは、訳が違います。
ついつい、頑張りすぎちゃう(涙)。。。
やめろって言えません。
対等には出来なくても、自分の精一杯をいつもやっていたいんです。でも、体力が持たないのでしょう。。。最後は「サーブも入らないし悲惨だったよ〜」っていいながらも、楽しくてしょうがない様子です。
今日は、寝ずの見張り番だわ〜
頑張りすぎちゃった分、、、
ゆっくり休んでもらおうじゃないの!!
by razuberi3
| 2008-05-20 13:55
| ITP