私の独断と偏見ですが。。[ (。_+)\難 病 (。_。) ]
2008年 07月 24日
Kは「出産後の低酸素脳症」で「脳性麻痺」になりました。正確には、「脳性運動障害」と言われていますが、医学用語として認められているのは<<脳性麻痺>>です。よって書類上は、「脳性麻痺」って書きます。 脳性麻痺(のうせいまひ、英Cerebral palsy:CP)は、受精から生後4週までに何らかの原因で受けた脳の損傷によって引き起こされる運動機能の障害をさす症候群。
*出産時の脳性まひ、3千万円給付
日本医療機能評価機構(坪井栄孝理事長)は7月14日、「産科医療補償制度運営準備委員会」(委員長=近藤純五郎・近藤社会保障法律事務所)を開き、年度内に創設する産科医療補償制度について、分娩に伴って脳性まひを発症した場合の補償額などを明らかにした。
同機構によると、補償制度は来年1月以降の分娩から適用し、看護・介護に必要な住宅改造や介護のための費用として総額3000万円を給付する。同年7月から補償申請を受け付ける。
同制度では、分娩に伴って脳性まひを発症した新生児(脳性まひ児)と家族に介護費用などを給付することで、その経済的負担を軽減。同時に、まひの発症原因を分析し、再発防止や産科医療の質の向上につなげる。医師の過失の有無にかかわりなく補償することで、産科の訴訟リスクを減らし、産科医不足の解消につなげる狙いもある。詳細はこちらで!
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このような制度が出来る事が、果たして良い事なのかしら?
ひょっとしたら、、、これから多くなるであろう予測の末に出来た制度なの?っておもってしまいます。
だとしたらこのような制度の前に、「出産後の低酸素脳症に陥る可能性を出来るだけ避けるようなケア」が必要なんだと思う。
制度は、とてもありがたいと思います!
私たちはお金がなくて,Kに十分な医療を受けさせる事が出来なかったし〜車椅子もけしてよい物を与えて来れた訳でもなく。。。「お金がない!」と涙をのんできました。
ですから、3千万という保険金をもらって育てて行ければ、こんな嬉しい事はないのですが。。。この保証金をもらえる人も、ごくわずかな方です。
未熟児に多いというのに、未熟児ではもらえません。
正常な分娩に置いて。。。それで生まれる脳性麻痺というのは、ほとんど医療ミスに近いのでは?っておもいます。
<なんの医学的知識もないわたしの感想ですよ!!>
全ての脳性麻痺の子供が、診断を受けてもらえるとしたら、国の医療は成り立たないのでしょうが。。。どうなんでしょう?
単純に障害への差別にしかならないかも?って思うのは私だけでしょうか!
未熟児でも呼吸器の性能次第で、「低酸素脳症」にはならずに健常児として育つ子も居ます。
だったら今の未熟児医療へ補助金を出して、、、
良い機械を入れて、、どこの病院でも適切な処置が出来る!!
そのようなお産を確立させるべきではないか?って思います。
限られた条件の中でしか認められないとしたら。。。
全ての子に「脳性麻痺」という病名をつけるのは問題ではないかなあ〜って、思ってしまうのでした。
Kが生まれた時代では、 脳性麻痺になったのは仕方ない... 命は助けてあげたでしょう?と言われましたが、、、ほんのひとかけら?の限られた子供をだけを保証するというのなら「脳性麻痺にならない工夫にお金をかけてほしい!」と思うのでした。。。
男の人には、わからないと思いますが。。。 母親というのは、好きで早産する訳ではありません。自分の意志で、子供を産める訳でもないのです。
その時期というのは、突然の陣痛で始まるのですから。。。
ですから、未熟児にこそ必要な支援ではないかと。。。
でもこんな事で、産科医不足がどうにかなるとも思えないのです(爆)
by razuberi3
| 2008-07-24 14:04
| ITP