子育てが終わって、これからが私の独り歩きです!


by razuberi3
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最近のITP情報:新薬について

最近のITP情報:新薬について

<ロミプレート皮下注250μg調製用、ロミプロスチム(遺伝子組替)>

           協和発酵キリン(株)

・慢性特発性血小板減少性紫斑病の患者さんに対して、血小板の数を増加または維持させるための薬剤です。
・この薬の投与は、出血リスクの軽減が可能と考えられる血小板の数(5万/μL以上~20万/μL未満)を目安にしています。
・ 血小板数を正常化したり、病気の治癒を目的とした治療薬ではありません。

・ 副作用について
・ 薬は人によって、目的の効果以外に、望ましくない作用が出る場合もあります。
◎次のような症状に気づいたら、すぐに主治医や薬剤師、看護師に申し出てください:

・ <血栓症・血栓塞栓症>呼吸困難・胸痛、下肢などの腫れ・痛み、急激な胸の痛み
・ <骨髄レチクリン増生>骨髄線維化、ひどくなると造血障害(貧血による全身倦怠感、出血傾向など)・脾腫(膨満感、左上腹部痛など)
・ <出血>投与中止後の出血。

◆次のような症状に気づいたら、早めに主治医や薬剤師、看護師に相談してください:

・ <頭痛> <疲労> <注射部位反応>注射部位の疼痛、血腫、刺激感、腫脹、紅斑、出血、発疹 <関節痛>

・ ◇上記のほかに次のような副作用が出ることがあります:
・ <筋肉痛> <四肢痛> <疼痛> <腹痛> <筋骨格痛> <背部痛> <倦怠感> <悪心> <下痢> <食欲不振> <浮腫(末梢性、全身性、顔面)>むくみ <そう痒症> <発疹> <浮動性めまい> 
・ <回転性めまい> <錯感覚>ピリピリ感 <発熱> <感冒用症状> <筋痙縮>筋肉のけいれん 
・ <筋骨格硬直>筋肉のこわばり <不眠症>

・ 他にもからだの異常を感じたら、主治医や薬剤師、看護師に相談してください。


<レボレード。

世界初の経口トロンボポエチン受容体作動薬
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/201011/517571.html(グラクソ・スミスクライン社)

 2010年10月27日、経口血小板増加薬のエルトロンボパグ オラミン(商品名:レボレード錠12.5mg、同錠25mg)が製造承認を取得した。適応は、「慢性特発性血小板減少性紫斑病」であり、1日1回、食事の前後2時間を避けて空腹時に経口投与する。

 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は、自己抗体による血小板の破壊亢進および血小板産生の抑制により、血小板減少をきたす後天性の自己免疫疾患である。

 その発症メカニズムの詳細は、よくわかっていない

 主な症状は、皮膚や粘膜における出血傾向で、皮下出血(紫斑、点状出血など)のほか、鼻出血、歯肉出血、月経過多などが認められ、重篤な出血として脳出血、消化管出血、口腔粘膜出血、血尿、喀血、網膜出血などが起こることもある。

 推定発症または診断から6カ月以内に治癒する「急性型」は小児に多く、6カ月以上遷延する「慢性型」は成人に多い傾向がある。2006年の厚生労働省の集計では、推定ITP患者発生数は全国に1万9278人と推定されている。



 ITPの治療は、ステロイド薬、免疫グロブリンなどによる薬物療法や、脾臓摘出などが行われてきたが、いずれの治療法も有効性や安全性の面などで潜在的な欠点を有していた。



 今回、承認されたエルトロンボパグ オラミンは、世界初となる経口剤の低分子トロンボポエチン受容体(TPO−R)作動薬である。エルトロンボパグは、TPO−Rとの特異的な相互作用を介して、トロンボポエチン(TPO)のシグナル伝達経路の一部を活性化することにより、骨髄前駆細胞から巨核球に至る過程における細胞の増殖及び分化を促進させ、結果として、血小板数の増加をもたらす。

 海外では、2008年11月に米国、2010年3月に欧州で承認されている。

 国内臨床試験では、投与した23症例中、48%に何らかの副作用が認められており、その主なものは、疲労、ALT増加、血小板数増加、低カリウム血症だった。また、この23例のうち19症例が、その後、国内長期継続投与試験に移行したが、この試験における副作用発現率は26%であり、その主なものは白内障であったと報告されている。

サイトメガロウイルス感染症
 (http://merckmanual.jp/mmhe2j/sec17/ch198/ch198g.html)

 サイトメガロウイルスはよくみられるヘルペスウイルスで、一般に、胎児のときに感染した乳児や、免疫機能が低下している人に病気を引き起こします。ヘルペスウイルスの1種であるサイトメガロウイルス(CMV)による感染症は、非常によくみられるもので、血液検査をすると、成人の60〜90%は過去にCMV感染症にかかったことがあるといわれます。普通は感染しても症状は出ませんが、胎児のときに感染した乳児(新生児にみられるある種の感染症を参照)や、エイズや臓器移植などで免疫機能が低下している人は症状が重くなります。臓器移植を受けた人は、移植の過程で免疫抑制薬の投与を受けているので、特にCMVに感染しやすい傾向があります。



ピロリ菌の除去 
 ITP(特発性血小板減少性紫斑病)治療としてのピロリ菌の除去(http://pylori.in/itp.html)
 特発性血小板減少性紫斑病の治療としてピロリ除菌が保険適応になりました。学会レベルではrandomized contorolled tirial(RCT)が行われていないのにエビデンスは1レベルです。
 ヘリコバクターピロリが陽性症例では除菌で40~60%で血小板が増加します。ただ地域差はあるようです。日本ではかなり有効なのですが、欧米ではあまり効かないようです。
 いずれにしろ従来の治療法(ステロイド、免疫ブロブリン大量療法、脾摘、免疫抑制剤)と比べるとリスク、コストが大変少なくなるのでまずピロリ菌陽性の場合は除菌を検討することが良いという意見です。

       診断基準として厚労省の基準は以下です。

1 自覚症状・理学的所見
出血症状がある。出血症状は紫斑(点状出血及び斑状出血)が主で,歯肉出血,鼻出血,下血,血尿,月経過多などもみられる。関節出血は通常認めない。出血症状は自覚していないが血小板減少を指摘され,受診することもある。

2 検査所見

(1) 末梢血液
*血小板減少血小板100,000/μ・以下。自動血球計数のときは偽血小板減少に留意する。

*赤血球及び白血球は数,形態ともに正常ときに失血性又は鉄欠乏性貧血を伴い,また軽度の白血球増減をきたすことがある。

(2) 骨髄
*骨髄巨核球数は正常ないし増加
巨核球は血小板付着像を欠くものが多い。

*赤芽球及び顆粒球の両系統は数,形態ともに正常。
顆粒球/赤芽球比(M/E 比)は正常で,全体として正形成を呈する。






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H18.8.11  AMG531  アムジェン社

  慢性型特発性血小板減少性紫斑病に伴う血小板減少の改善


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新治療法

 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は一般診療においても時々遭遇する特定疾患で、1)血小板減少をきたす原因疾患がなく、2)赤血球系や白血球系には本質的な異常がなく、3)骨髄の低形成を認めないことを特徴とする。原因は完全には解明されていないが、血小板に対する自己抗体が産生され、血小板が脾臓などの網内系組織で破壊されるために血小板が減少する疾患と考えられている。副腎皮質ステロイドホルモンが第一選択治療であるが、満月様顔貌をはじめ易感染性、糖尿病、骨粗鬆症、精神症状など合併症が多い割には長期寛解が得られる症例は少ない。重症例に対しては摘脾が施行され(当院第1外科では腹腔鏡下で行われている)、有効率は高いが侵襲を伴う手技で無効例や再発例も存在する。ガンマグロブリン大量投与も有効な治療法として保険適応となっているが、効果は一過性で術前や出産時に用いられている。その他、漢方や蛋白同化ホルモン、抗癌剤、リンパ球に対する抗体療法も報告されているが、難治性ITPに対しては確立された治療法はない。近年、Helicobacter pylori(H. pylori)除菌治療によりITP患者で血小板が増加する症例が報告され1-3)、ITPに対する新たな治療戦略の可能性が示唆されている。

Helicobacter pylori
 H. pyloriは、MarshallとWarren4)によって1980年代に発見された長さ4 ?mで片側または両側に4~8本の鞭毛を有するらせん状の桿菌で、胃の粘膜に生息している。H. pyloriは経口感染し、日本人の感染率は先進国の中では高い方であるが、若年になるに従って減少している。胃潰瘍、十二指腸潰瘍に関与が強い細菌として注目されているが、胃癌や胃MALTリンパ腫への関与も報告されている。実際、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫ではプロトンポンプ阻害剤と2種類の抗生物質を用いた3剤併用治療によるH. pylori除菌が著効を示している。H. pylori自体はpH 4以下の環境では生きて行けないが、菌自らureaseを分泌し、尿素からアンモニアを産生して周囲の胃酸(pH 1~2)を中和することにより胃酸の中でも生きている。このメカニズムを利用した尿素呼気テストは患者への負担が少なく、しかも精度が優れており、H. pyloriのスクリーニング検査として広く用いられている。当院では2.5 ‰以上をH. pylori陽性と診断している。

ITP患者におけるH. pylori除菌治療の報告
 我々の施設の成績を含め、現在までに報告されたITP患者に対するH. pylori除菌治療の成績を表1に示す1-3,5,6)。最近、我が国でも多くの施設で試みられており、50~60%の有効率を示している。我々は当院倫理委員会の承認を受けた後、インフォームドコンセントが得られた当科通院中の慢性ITPと診断された患者31名(男性8名、女性23名)のうち尿素呼気テスト陽性患者をH. pylori陽性例と診断した。陽性率は67.7%(男性87.5%、女性60.8%)で同年代の日本人に比し、やや高い傾向があったが、ステロイド等の治療歴とは関連は見られなかった。H. pylori陽性例に対し、ランソプラゾール60 mg、アモキシシリン1500 mg、クラリスロマイシン400 mgを1日2分割(朝夕食後)またはオメプラゾール40 mg、アモキシシリン1500 mg、クラリスロマイシン800 mgを1日2分割(朝夕食後)の3剤併用治療を7日間実施し、18例(85.7%)で、尿素呼気テストが陰性となった。除菌治療後も陽性のままであった3例に対して、ランソプラゾール60 mg、アモキシシリン1500 mg、メトロニダゾール1000 mgを1日2分割(朝夕食後)の3者併用治療を7日間実施し、すべての患者で除菌に成功した。除菌治療による副作用は下痢、軟便がほとんどで、蕁麻疹のため3日間で投与を中止した1例以外は7日間投与可能であった。除菌治療を施行した18例のうち10例(55.6%)で血小板の増加が認められ。図1に典型的な症例の経過を示す。なお、図2に示すように1例は除菌開始後3日で血小板数が3.9 x104/?lから21.2 x104/?lに増加しており、H. pylori除菌による血小板数回復の機序を考える上で非常に興味深い。また、蕁麻疹のために除菌治療を3日で中止した症例においても除菌が成功し、血小板数の増加が見られており、投与期間の短縮も可能であることが示唆された。
 除菌が不成功であった3例では、2例に軽度の血小板数の増加が見られたのみであったが、再除菌治療により除菌が成功した後は、血小板数は著明に増加した。


*止血とおくすり*食べ物~

<お薬情報>

 慢性免疫性血小板減少性紫斑病(特発性血小板減少性紫斑病、ITP)の治療薬である、 トロンボポエチン受容体刺激薬・Nplate (romiplostim、ロミプロスティム)承認とのこと 一部にはすでに承認されているというウェブ記載もある...


<ぜんそく>

 テオドール  朝晩2回1錠
 ケトチロン  朝晩2回1錠

 吸   入  サルタノール・ツープッシュ

 
<日常サプリ>

 亜   鉛  一日 1錠
 スピルリナ    20錠(時々)
 肝 臓 君   夜 1錠(過労時・体がだるいとき)

 
<要注意>

 一般的な解熱剤・鎮痛剤・風邪薬・皮膚科の塗り薬は、血小板が下がる副作用がある為に極力使用しないように!!と言われています。

 盲腸の手術後も、痛み止めを使われなかった!。。。もちろん、痛かったけどさ~~~(爆)

<お  薬>

・漢方薬   烏頭桂枝湯    犀角地黄湯    柴胡桂枝乾姜湯
     
       疎経活血湯    小建中湯     当帰補血湯

       補中益気湯

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と加味帰脾湯

 日曜日, 8月 12th, 2007 KW:薬物療法・特発性血小板減少性紫斑病・Idiopathic
 Thrombocytopenic Purpura・ITP・加味帰脾湯

Q:特発性血小板減少性紫斑病に加味帰脾湯が有効であるとされるが、そのような報告はされているのか

 ITPの標準治療は副腎皮質ステロイド剤投与及び摘脾である。

 ITPに効果があるとして報告されている漢方製剤は、柴苓湯、小柴胡湯、補中益気湯、帰脾湯、加味帰脾湯などである。

 このうち柴苓湯、小柴胡湯では一定の症例数を纏めた報告がされている。しかし、これらの漢方製剤の薬理作用は十分に解明されておらず、ITP患者に対する作用機序についても不明である。

 中山らは、各種治療に抵抗性の慢性ITPに対して、補中益気湯、柴苓湯、人参養栄湯、加味帰脾湯の4製剤を選び、その有効性について検討した結果、30%の症例がいずれかの漢方製剤に反応したと報告している [中山志郎・他:特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の漢方治療;現代東洋医学<臨増>12:160-163(1991)]。

 漢方製剤の中には、ITPに対して治療効果を示すものが確実に存在しており、中でも加味帰脾湯は大いにその効果が期待されうる。

 加味帰脾湯のITPに対する作用機序としてはCIC(免疫複合体)除去作用以外にinterleukin 6、interferonのような各種サイトカインを介する機序も想定されている。

 作用機序については更に詳細な検討が必要であるものの、副作用の少ない漢方製剤、特に加味帰脾湯はITPの治療法の一つとして試みる価値があると思われる。

 慢性のITP症例168例(男性44例、女性124例、平均年齢45.13歳)を対象として加味帰脾湯を1回2.5g、1日3回、食前又は食後に経口投与した。

 血小板数の増加効果は投与24週時点で、著明増加5.4%、増加以上が 13.5%、やや増加以上が31.7%であった。血小板数増加による臨床効果では、投与24週後で、著効が5.4%、有効以上20.4%、やや有効以上 47.6%であった。

 この結果は、血小板数の増加効果の数字より高く、加味帰脾湯は必ずしも血小板数を増加させなくても臨床症状(出血症状)を改善させる効果があるものと考えられた。副作用は188例中13例(6.9%)に16症状が発現した。

 発現症状は胃部不快感、心窩部痛、下痢、掻痒、発疹、肝機能障害、浮腫等である。

                    [035.1.ITP:2005.4.18.古泉秀夫]

 
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by razuberi3 | 2011-04-08 15:50 | ITP